昭和四十三年九月十四日 朝の御理解


 御理解第九十七節 「神を拝むものは拍手して神前に向こうてからはたとえ槍先で突かれても後ろへ振り向くことはならぬぞ。物音や物音を聞くようでは神に一心は届かぬ」


なんと言うても神様へ私どもの一心が届かねばならぬ。そのために信心をさせていただく者の神様へ向けられる厳しいまでの姿勢態度を教えておられ増す。ひとたび拍手して、この九十七節に現れておるような神を拝む者はと言うことは、信心をさせていただく者はということになるですよね。そこで神様に向かう姿勢と言うことは、ここだけではない、いつも神様に心を向けておるものは、たとへ槍先で突かれる様なと言ったような時でも、後ろを振り向くという事は信心を後退りしてはならない。もう真一字文字二神様へ向こうて進む。御祈念中に物音を聞いたり、人の話し声が聞こえるようでは、これは御祈念中だけのことではない、たとえば御祈念中にいろんな音が入ってきますね、たとえば椛目時代なんかは一つ裏の篠原さんのお宅が、以前、朝、ラジオをかけなさるですよね。朝の御祈念の時ちょうど、もうすから、ジャンジャンはいってくるんですよね。壁一重ですから、それで御祈念がでけんかというと、何とはなしに、そのラジオが